介護福祉士の実技講習とは?
介護福祉士とは、身体や精神に障害がある人の入浴や、食事などの日常生活の介護を行い、本人やその介護者に対し、介護に関する指導等を行なう専門職です。介護福祉士とは国家資格で、介護福祉に関する専門的な知識と技術が必要になります。これまで介護福祉士の資格をとるには、筆記試験・実技試験を受ける方法と、専門の養成施設で学ぶ方法との2つでした。ところが、厚生省が平成17年度の介護福祉士試験より、介護福祉士の技術講習制度を導入しました。これは通常の筆記試験の他、介護福祉士の実技講習を修了すれば、実技試験の受験は免除されるという新しい制度です。介護福祉士受験者は、筆記テスト後に実技試験を受けるか、実技講習を受けるかを選択できるのです。実技試験を選んだ人はそのまま試験を受け、介護福祉士の実技講習を選んだ人は、養成施設が実施する32時間以上の講習を受講することになります。もちろん、介護福祉士の実技講習を受けただけでは、資格は認定されません。介護福祉士の実技講習の態度、修得状況などすべてを評価をクリアした上で、初めて修了認定を受けられるのです。介護の仕事自体は、介護福祉士の資格を持っていなくても就くことができますが、最近では求人の際に「介護福祉士資格取得者」が募集条件としてあげられるケースも増えてきています。介護関係の仕事に長く就きたいと考えている場合は、やはり資格取得したほうがいいでしょう。
介護福祉士の実技講習内容
介護福祉士の実技講習は、介護福祉養成施設で受講することができます。介護福祉士の実技講習内容は「介護過程の展開」「コミュニケーション技術」「移動時の際の介助等」「排泄の介助」「衣服の着脱の介助等」「食事の介助」「入浴の介助」「総合的評価」となっています。これらを全科目受講および判定試験に合格すれば、修了証書が交付されます。だいたい、介護福祉士の実技講習は、5〜6万円前後で受けることができます。